お花屋さんで選ぶ時のコツや飾り方、どんなお花と組み合わせたらいいんだろう…?
鮮やかな黄色いお花とってもがかわいいミモザ、お家に飾れば一気にお部屋雰囲気が明るくなりそうですよね!
今回はミモザについてこんな疑問にお答えしていきます。
✔今回の内容
- 開花時期や特徴
- 選び方や水揚げのコツ
- 楽しみ方や飾り方
- ミモザと合わせて飾りたいお花
それではさっそくみていきましょう!
目次
ミモザの特徴、開花時期は何月?
ミモザは3~4月が開花時期となっており、桜の時期よりも一足早いです。
生花のフレッシュな状態はもちろんドライフラワーとしても綺麗な黄色の色味が残るため長く楽しめるミモザは切り花としても大人気です。
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ミモザとアカシアの違いとは?
日本では黄色い房状の花をつけるアカシアを一通り「ミモザ」と呼んでいます。
日本で「ミモザ」として流通しているものは、「銀葉アカシア」「房アカシア」「三角葉アカシア」「真珠葉アカシア」などがあり、それらをひっくるめて「ミモザ」も呼んでいるんです。
実は「ミモザ」とは本来は「オジギソウ」の学名で日本で「ミモザ」と呼ばれているモノとは異なるんです。
オジギソウといえば昔遊んだことがあるのではないでしょうか?そう、触ると葉っぱが閉じてしまうやつです。オジギソウも夏になると花を咲かせるんですが色はピンクでいわゆる日本でミモザと呼ばれているモノとは異なります。
ミモザの選び方
お花屋さんでミモザを選ぶ際に気を付けるポイントを紹介します。
- 枝付きがいいもの
- 葉がしっかりしているもの
- 花がすでに咲いている状態のもの
なるべく枝付きが良くて葉っぱの状態がいいものを選ぶようにしましょう。
葉の色が黄色く変色しているものや、葉が細くスカスカしているものは避けたほうが良いです。
また、なるべく花が咲いているものを選ぶのもポイントです。
感覚として蕾の状態のものを選んだほうが咲くまでの間長く楽しめるというイメージがありますが、ミモザは切り花の状態で蕾が硬いものはその後も咲きづらいためです。
なのでなるべく花が綺麗に咲いている状態のものを選ぶといいです。
その分咲き終わりも早いのですが、ミモザは次第にしぼんでいゆっくりと膨らんだ花が痩せていき、色の退色も遅いので、切り花として楽しんだ後はドライとしても長く楽しむことができます。
ミモザの種類
銀葉アカシア
葉が銀灰色で綺麗で、春になると鮮やかな黄色の花が咲きます。日本でミモザといえばこちらの銀葉アカシアのイメージが強いかと思います。
美しい銀灰色の葉色は開花期以外でも観賞用として人気で、僕もウエディングの装花として花がない状態のアカシアもよく使います。
真珠葉アカシア(パールアカシア)
花は銀葉アカシアとほぼ同じだが葉っぱが丸いのが特徴です。
丸葉のユーカリに少し似ています。
房アカシア
葉の形がオジギソウに似ています。
銀葉に比べ葉も花も小さく、細かいです。
三角葉アカシア
その名の通り葉っぱがおむすびのような三角形なのが特徴です。
葉っぱがグニーユーカリに似ています。
ミモザの魅力
そんなミモザの魅力は何といっても香りと見た目の美しさです。
綺麗な花はもちろん葉も綺麗で美しいのが魅力です。
甘く優しい香り
ミモザの香りは強くはなく、風に乗ってほのかに香るような優しい香りです。春の訪れを感じさせる香りとして昔からヨーロッパ人に愛されてきました。
咲き始めが一番強く、だんだん鮮やかな花の色と共に褪せていきます。ミモザの香りは精油や香水としても使われ、銀葉アカシアは特に香りがいいです。
花と葉が美しい
ミモザの魅力といえばやはり鮮やかな黄色い花の印象が強いですが、個人的に着目したいのは葉の美しさです。他にはないような銀灰色の美しい葉、これがミモザの花の色味をより一層引き立てています。
開花時期以外でも切り花として流通しており、花がない状態でも美しいので、僕はブーケなどに使うグリーンとしてよく取り入れていました。
ミモザの飾り方や楽しみ方、水揚げのコツ
水揚げのコツ
切り花として購入してきたミモザはしっかり水揚げをしてから飾るようにしましょう。
ハサミやナイフなどを使い茎を斜めにカットします。
斜めにカットする理由は水に触れる表面積を増やし、より沢山の水分を吸い上げるためです。できればナイフの方がより鋭い切り口を作れるのでおすすめですがハサミでもOKです。
この時注意したいのが必ず切れ味のいいハサミやナイフを使用するようにしてください。
錆びた刃でカットしようとすると切るのではなくすりつぶす形になりうまく水が吸えなくなってしまいます。
ミモザの飾り方・楽しみ方
まずは水を入れた花瓶に生けて楽しみましょう。
その後咲いていた花が小さくなり痩せてきたらドライとして楽しむのがおススメです。
スワッグにして吊るしたりインテリア小物の一部としておくだけでも可愛いです。
ミモザに合わせたいお花、花合わせについて
ミモザのみバサッと
シンプルにミモザの魅力を味わえる、正直適当に花瓶に生けても様になる気がします…!笑
春のお花に合わせて
ミモザは春のお花、やはり同じ春のお花と組み合わせるとより一層季節を感じられていいですね。チューリップやスートピー、ラナンキュラスなどと合わせてあげると春らしく、とっても華やかです。
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春のお花は見た目がとっても可愛くて大好きなんですが、見た目だけでなく香りもいいのが特徴かと思います。
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まとめ:ミモザの開花時期は何月?選び方や飾り方のコツ
今回はミモザの開花時期からお花屋さんでの選び方、水揚げや飾り方、花合わせについても見てきました。
ミモザの開花時期は3~4月で桜よりも一足先に開花する春のお花です。
一気にお部屋が明るくなりますし、ミモザはドライとしても楽しむことができるので長い期間飾ることができます。