今回は結婚式の装花のボリューム感についての悩みに答えていきます。
初めてでわからないことだらけの結婚式の装花、
今回はそのボリューム感について見ていきたいと思います。
結婚式のお花はどれくらいボリュームがあればいいの?
予算を削ればその分ボリュームが減る?
予算を抑えてもボリューム良くするオーダーの方法とかないの??
気になるところですよね。
そこで実際に結婚式場で装花の打ち合わせを担当している花屋の僕が、この悩みに答えていきたいと思います。
予算を抑えると寂しくなってしまう??
まずは予算とボリュームの関係について見ていきたいと思います。
結論から言うと、予算を抑えたからといってボリュームがない寂しい感じになるかと言われるとそうではありません。
もちろん予算を抑えれば抑えるだけ花の量は減ってきてしまいます。
じゃあ逆に予算をかければボリュームのある装花になるかと言われれば一概にそうとは言えません。
使うお花や飾る花器、デザインによってボリューム感は変わってくるからです。
例えば同じ金額でも高い花と旬の時期でお手頃の花を買う場合では本数が変わってきますし
小さな小花と大輪のお花では1輪で出せるボリュームも変わってきます。
どのくらいのボリュームがあるといいの?
では実際にボリュームってどのくらいあるといいの?と言うところですが
これは飾る場所、会場にによって変わってきます。
ホテルのような広い会場であればその分ボリューム感や高さがあるとバランスがいいです。
ゲストハウスのようなカジュアルな場所であれば小ぶりな装花でも可愛くなります。
逆にホテルに比べ会場が狭く、天井も低いので高さのある装花をおいてしまうと会場全体に圧迫感が出てきてしまいます。
また、置く場所でも変わってきます。
例えばゲストの座るテーブルなら装花・装飾を置けるスペースは直径の3分の1くらいになります。
残りのスペースには料理のお皿やグラスなどがきます。
なので置けるスペースにびっしり装花があると食事の邪魔になってしまいますね。
高砂テーブルに置くメインの花はテーブルびっしりとは行かなくても7割くらいをカバーしてあるといいですね。
予算を抑えてボリューム良く見せるオーダーのコツは?
ではどうすれば予算を抑えてボリューム良く見せることができるのか?
そのポイントをお伝えしていきたいと思います。
そのコツとはお花の指定をしないことです。
どうしてもバラを入れて欲しい!と言う場合はそれ以外の花をおまかせにするなどがおススメです。
また、逆に嫌いな花、入れて欲しくない花がある場合はそれを指定するのもアリですね。
例えばアジサイは移り気と言う花言葉があり嫌なのでアジサイ以外で白系の花でおまかせします。
と言った感じです。
あとこれは裏事情みたいな感じなんですが、
おまかせでオーダーしておけばちょっとボリューム感が足りないかな…って時に余っているお花や在庫などを足してボリュームアップしてもらえる可能性があるからです。
あとは単純にお花たくさん!なデザインよりもグリーンもたくさん使った方がボリュームが出ます。最近の流行りでもあるので是非グリーンもふんだんに使ったデザインをお勧めします。
結婚式装花のボリュームまとめ
今回は結婚式の装花のボリューム感について見ていきました。
まとめると
・予算を抑える=ボリューム感がないと言うことにはならない。
・適正なボリュームは会場によって変わるので必ず下見をすること。実際の施工例など見ることもオススメ。
・予算を抑えてボリュームを出すコツはグリーンをたくさん使うこととお花の指定をしないでおまかせにすること。
こんなところですね。
それでは以上で今回の記事を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。