結婚式のお花ってちゃんと伝わってるのかな??とか自分のイメージ通りのものが出来上がるか心配じゃないですか??
一生に一度の結婚式、お花がイメージと違ってがっかり…、そんな思いはしたくないですよね。
今回は結婚式場で実際に装花の打ち合わせを何百件と担当してきた僕が、イメージと仕上がりのズレをなくすための方法をご紹介していきたいと思います。
目次
イメージと違うものができてしまう原因と対策
まずはイメージ通りにならない原因から見ていきたいと思います。
結婚式の装花でイメージと違うものができてしまう原因は式場側、新郎新婦側、この両者にあります。
それぞれ見ていきたいと思います。
式場側の原因
式場の装花担当者のレベルが低い
そもそもなんですが担当者が新人さんだったり、経験が浅いなどの理由で、新郎新婦の希望を理解できていない場合です。
装花にこだわりたいときはあらかじめプランナーさんに伝えてレベルの高い人、経験豊富な人に担当してもらうよう話してみたり、
一回打ち合わせした後でも不安なら担当者を変えてもう一度打ち合わせしてもらえないか相談してみるのもいいと思います。
お花の製作者のレベルが低い
これも原因の1つだと思います。
打ち合わせを担当してくれた人が実際に自分たちのお花を作ってくれるとも限らないんです。
特に人気で結婚式の件数が多いところほど打ち合わせ担当者と作り手が分かれている傾向があります。
そのため打ち合わせで伝えていたことが作り手までしっかり伝わってなかったり、単純に製作者がレベルが低いことでイメージと違ったものが仕上がってくる可能性があります。
新郎新婦側の原因
次に新郎新婦側の原因を見ていきたいと思います。
下準備が不足していた
打ち合わせの中だけでゼロから決めていくのは難しいです。
なので事前にどんなことを打ちあわせるか?どんなイメージのお花にしたいか下準備しておくことが大事ですね。
また、予算はいくらまで出せるのか話し合っておくことも大事です。
せっかくイメージが決まったのに予算が足りなくてできません!となったらまたやり直しです。
期待値が高かった
用意した写真のものそっくりそのままできる!と期待してしまうことからきます。
カタログなどの撮影用にとられたものやネット上にあるやたらおしゃれな写真は光の当て方など相当こだわって写真を撮っているため、肉眼で見る色味、イメージとは異なることが多いんです。
そのため同じお花を使って同じように作ってもカタログ用の写真と比べてしまうと違いが出てしまうことがあります。
また、海外の写真などは日本では仕入れられないお花などもありそのままは再現できないこともあります。
予算を削った
削れば削るだけイメージ写真と同じお花を使うというより色味だけ合わせたり雰囲気だけ近づけたりすることしかできなくなってしまいます。
結果イメージとちがう!ということになりかねません。
どうすればイメージ通りのお花ができるか?打ち合わせのコツ!
それでは実際に打ち合わせのコツを紹介していきます!
イメージを固める
ここが一番大事なポイントだと思います。
まずは自分の中でしっかりとどんな会場にしたいのか、どんなブーケがいいのか固めておくことが大事です。
打ち合わせ中に初めて考えるのはNGです。限られた時間内にゼロから決めていくのは難しいです。
新郎新婦であらかじめ会場のイメージについて話し合っておくことも大事です。
理想のイメージ写真を用意する
やはり口だけではお花のイメージってなかなか伝えにくいです。
色でいえば「ピンク」とか「イエロー」と言っても人によって違いますよね。
ライトピンクとかダークピンクとか、レモンイエローとか、ビビットなイエローとかクリームとか・・・。
色味やデザインの微妙なニュアンスを伝えるのは写真が一番です。
イメージに近い写真も、1枚だけでなく複数用意しましょう。
そして用意した複数の写真のどんな部分が好きなのか伝えるといいです。
同じ写真を見ても人によって感じ方は違います。
ただ見せるだけじゃなくその写真のどこが気に入っているのかを伝えられるようにしておきましょう。
インスタグラムなどで自分が選んだ式場で式を挙げてる人の装花の写真を参考にすることです。
なぜならネットの画像って作り手も違うし、仕入先、時期、いろんな条件が自分たちとはとは違うからです。
美容院で雑誌に載ってるようなイメージ通りに仕上がらなかった!ってことないですか?
カットする人、される人も違うし、人によって髪質、クセ、長さなど条件が違うからですよね。
それと同じで相手が実際に作っているものを知って、参考にすることが大事です。
もちろん全然関係ないインスタグラムやピンタレストなどのSNSから拾ってきたお洒落な写真を参考にするのもいいんですが…
海外の写真などは日本では手に入らないお花を使っていたり、実物と写真写りがかけ離れているようなものもあるので要注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
式場を選ぶ時ってお花で決めるってことはなかなかないですよね。
なのでまずは自分たちの選んだ式場の花屋さんがどんなものを作っているのか知るためにも実際の施工写真を見ておくのがいいです。
打ち合わせは下準備をしっかりして、受け身ではなく担当者とイメージのすり合わせを行うような感じで臨むといいですね。
どうしても不安な場合は最終手段として実際にサンプルを作ってもらうという方法もあります。
一度サンプルを作ってもらえないか相談してみましょう。
前撮りを自分たちが式を挙げる式場で行う場合は、前撮り用のブーケに当日と同じものを希望するのもいいと思います。
その時点でイメージとのズレがあれば本番に向けて変えて欲しいところを伝えていきましょう。
そしてそもそもなんですが実際の施工写真を見て自分たちのイメージとはかけ離れてる…。これは全く期待できないぞ…。
そう思ったのなら自分の好きなイメージのお花を作っている花屋さんにオーダーしたものを持ち込むというのも手ですね。
これも今はお花屋さんが自分のお店で作った写真をインスタグラムに乗せているので簡単にネットで見れます。
会場のお花全部という訳にはいかないと思いますがブーケだけなら持ち込める式場も多いと思います。
【編集後記】
今回は結婚式の装花の打ち合わせでイメージ通りのお花にするコツを記事にしました。
とにかく大事なのは下準備です。
とはいえ初めてのことなので自分はこんな感じがいい!という明確なイメージがあればいいですが、
どんなイメージにすればいいのかわからないから相談して決めたいって場合もありますよね。
そんな時でもなんとなくでもいいので、気に入った雰囲気の写真を何枚か、何パターンか用意しておいてこんな感じがいいと思ってるけど…って相談するのがいいです。
ドレスの雰囲気や会場の雰囲気も考慮した提案をしてくれると思いますよ。
それでは以上で今回の記事を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。