うつむいた形がとっても可愛らしいクリスマスローズ、受験生への合格祈願の花として贈られることもあるそうです。
合格祈願で送る場合花言葉がネガティブだとちょっと気になりますよね…。
今回はそんなクリスマスローズのもつ花言葉や由来について、また合格祈願の花と言われる理由についても詳しく見ていきたいと思います。
目次
クリスマスローズの花言葉
- 誹謗
- 中傷
- 悪評
- 私を忘れないで
- 追憶
- 慰め
- 不安を和らげて
- 安心させて
- スキャンダル
- 中毒
クリスマスローズの花言葉の由来
香りに由来した花言葉
「不安を慰めて」という花言葉はクリスマスローズの持つ香りが由来になっているといわれています。
古代ヨーロッパでは、
クリスマスローズの香りが病人から悪臭を消し去ると言われれていました。
ギリシャではこの香りが精神を病んだ人を正気に戻すものだと、イギリスではクリスマスローズの香りを憂鬱を払うために利用しました。
この香りにまつわるエピソードが不安を慰めてと言った花言葉の由来になっているようです。
根に毒があることが由来の花言葉
キリストの誕生にまつわるエピソードで、イエス・キリストが誕生したときマデロンという少女がクリスマスローズを摘んでキリストにお祝いの品として贈りました。
マデロンは知らなかったのですがクリスマスローズの根には毒があったことから誹謗、中傷、悪評と言った花言葉がつけられたと言われています。
騎士の習慣が由来の花言葉
「私を忘れないで」、「追憶」という花言葉は騎士の習慣が由来となっているようで鵜す。
その昔、中世の騎士は戦場に向かうときに愛する人にクリスマスローズを贈るという習慣がありました。
これには長い期間故郷を離れて戦いに行く騎士の思いが込められていました。
その思いとは「この花を見るたびに私のことを思い出してほしい、どうか忘れないでほしい」というものです。
このエピソードが由来して私を忘れないで、追憶という花言葉がついたといわれています。
色による花言葉の違い
では色によって違う意味の花言葉はあるのでしょうか?
これについても調べてみました。
色によってあると言う人もいたのですが、どうやら明確な基準はないらしいです。
クリスマスローズに関しては色によって花言葉があると言うよりは、
上記のエピソードや言い伝えなどに由来してた花言葉だと言うのが有力みたいですね。
クリスマスローズが合格祈願の花と呼ばれる理由
クリスマスローズについて調べているとどうやら受験合格祈願の花と言う情報が出てきました。
しかしこれは花言葉ではなく、クリスマスローズの特徴からきているようです。
バラと違い花びら、花弁に見えるのは実は萼片(がくへん)で、これは落ちたり散ってしまったりすることがありません。
このことから
ガクが落ちない→学が落ちない
と言われたのが由来です。
また、ガクの数が5枚なので、
ゴガク→ゴウカク→合格!
とも言われており、受験生の合格を願ってクリスマスローズを贈ると言う習慣が始まったそうです。
普段気にしないような占いや運勢とかやたら気にしたり…
まとめ:クリスマスローズの花言葉は怖い?合格祈願の花として贈られる理由
クリスマスローズが持つ花言葉は以下の通り、
- 誹謗
- 中傷
- 悪評
- 私を忘れないで
- 追憶
- 慰め
- 不安を和らげて
- 安心させて
- スキャンダル
- 中毒
確かにネガティブなもの、怖いものもありました。
合格祈願については花言葉ではなくガクが落ちないという花の特性、特徴から贈られるようになったみたいですね。
花言葉ってなんとなくこの花にはこんな意味合いがあるんだなーとかそんな程度で見てたんですけど、クリスマスローズみたいにひとつひとつにエピソードがあると面白いですよね!