今回はこのような疑問にお答えしていきたいと思います。
✔今回の内容
- ドライフラワーの日持ち、どれくらいもつのか
- ドライフラワーの寿命の見分け方
- ドライフラワーを長く楽しむためのお手入れや保存の方法・コツ
- ドライフラワーに適した長持ちするおすすめの花
僕自身花屋で働いており自宅にはドライフラワーをいくつも飾っています。
目次
ドライフラワーの日持ちはどのくらい?寿命があるの?
まず最初にドライフラワーの日持ち・寿命についてですが、これを飾れなくなるまでの日持ちと考えると1年以上は余裕で飾れます。
もちろん環境や素材によって異なるので一概には言えませんし2~3か月でボロボロになってしまうものもあるみたいですが少なくとも僕の経験上1年は大丈夫といっていいと思います。
ちなみに一般的にドライフラワーの日持ち・寿命については2~3か月と言われていますがこれは綺麗な発色を保った状態での日持ちです。
ドライフラワーは時間の経過とともに色が抜けていき変化はありますがそれもまた味が出てきていいなと思いますし花材によっては半年以上たってもきれいな色味を保っているものもあります。
流石に2年以上たったボロボロになってきましたが…。
ドライフラワーの寿命の見分け方
ドライフラワーの寿命を見分けるために重要なポイントは以下の3点、これらの点に注意してまだ飾るか、捨てるべきか判断していくといいかと思います。
- カビや虫の発生
- 変色
- 崩れて崩壊
1つ1つ詳しく見ていきたいと思います。
カビや虫の発生
白っぽくてふわふわしたものがついていたり、虫が発生したら要注意で、早めに処分したほうがいいですね。
ドライフラワーには「シバンムシ」という虫が発生することが多く、特に人体への影響はありませんがドライフラワーを食べるので崩れて崩壊し飾ってある周辺が汚くなります。
また、雨の日が続いたり部屋の湿度が高いとカビが発生する原因にもなります。
カビもまたほおっておくと周りに広がっていきますし健康・衛生面でも良くないです、こちらも早めに処分しましょう。
崩れて崩壊
これも寿命というか処分の対象ですね、半年~1年くらいたつと劣化しポロポロと崩れてきたりします。
見た目も悪いですし家が汚くなる、掃除が大変などあまりいいことないので崩れ始めてきたらさすがに早めに処分しましょう。
変色
これ正直意見が分かれるところかと思います。
時間の経過や直射日光などが当たるとドライフラワーは変色し、だんだんと色あせていきます。
見るからに枯れてる、見栄えが悪いといったことであれば処分してもいいかと思います。
この辺りは価値観だったり、部屋のインテリアとの相性も加味して判断ですね。
僕としては男前のインダストリアルな雰囲気のお部屋なら変色してきても全然アリ、逆にナチュラルインテリアの明るいお部屋の場合は茶色くなってきたら捨てるのがいいかと思います。
ドライフラワーを長く楽しみたい!お手入れや保存のコツは?
ドライフラワーを長く楽しむためのお手入れや保存のコツとしては一般的に以下の3つが大事だといわれています。
- ほこりをこまめにとる
- 高温多湿を避ける
- 直射日光や光の当たらない場所に置く
ほこりがたまるとカビの原因にもなるのでメイクブラシなどを使って優しく払ってあげるといいそうです。
頻度としては2~3日に一度が良いみたいですが僕は正直そこまでやっていません、気づいたときに払ってあげる程度です。
また、直射日光や光が当たる場所でも退色が進みやすいため、綺麗な状態を維持したいならなるべく直射日光の当たらない場所に置きましょう。
最後に、ドライフラワーは湿度に弱いので湿度の高い場所に飾るのはなるべく避けましょう。
買ってきたものであれば問題ないと思いますが自分で作るときは特にしっかりと乾燥させることが大事です。
ドライフラワーに適した長持ちするおすすめの花は?
まず前提としてドライフラワーにして綺麗で長持ちする花って生花の状態でもすでにドライっぽいんですよね。
水分量が少なく、カサッと乾いた質感のお花が個人的には長持ちしますし手入れもほとんど必要ないのでおすすめです。
ドライフラワーに個人的におすすめな花
ここでは僕の個人的イチオシなドライフラワー向けのお花を紹介します。
一部ミモザは変色するとイマイチですがどれも退色が進んでも味が出てきて長持ちするものをチョイスしました。
- プロテア
- バンクシャー
- エリンジューム
- カスミソウ
- ユーカリ
- ミモザ
- スターチス
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例えばですが↑の画像のやつがバンクシャー、ユーカリ、ミモザ、スターチスが入ってますね。
個人的におすすめしない花
基本的に水分量の多い花、みずみずしい花はおすすめしないです。
バラやアジサイなんか結構ネット上でドライフラワーにおすすめってよく見かけるんですが個人的にはおすすめしないです。
正直あんまり綺麗じゃないしバラは臭いもきついんですよねー。
まとめ:ドライフラワーの日持ち(寿命)や長く楽しむためのお手入れ・保存のコツ
今回はドライフラワーの日持ち(寿命)はどのくらいなのか?長く楽しむためのお手入れや保存のコツも合わせてお伝えしてきました。
一般的には2~3か月でダメだよーという話も目にしますがそれはあくまでも色などの綺麗さが保てる期間だと思いますし花材(素材)の選び方にもよると思います。
基本的に生花の時とドライの時の差があるものほどダメになりやすいイメージですね。
これに関してはドライフラワーとして長く楽しむなら上記に挙げたようなもともとドライっぽい水分量の少ないものをチョイスするのが正解だと思います。
で、長く楽しむためのコツとしては高温多湿と直射日光を避けてほこりを見かけたら軽く履いてあげるということです。