大切な思い出が詰まったものだからできることなら残したいけどどうすればいいんだろう…。
結婚式が終わった後のブーケ、あなたはどうしますか?ブーケは購入したもので新郎新婦のものですので式後はもちろん持ち帰ることができます。
今回は実際に式場で装花スタッフとして働く僕が、結婚式後のブーケ事情についてお話していきたいと思います。
目次
結婚式後のブーケってみんなどうしているの?
結婚式後のブーケってみんなどうしているんでしょう?
- 持って帰って家に飾る
- 友人や親族にプレゼントする
- アフターブーケにして一生の思い出にする
といったパターンが多いです。
持って帰っても1日中結婚式で使ったブーケは長くはもたないことがほとんどです。
お世話になった友人や親族にプレゼントするという方もいますが上記の理由からも正直あまりおすすめできません。
その他にも持って帰ってドライフラワーにするなんて意見もありました。
そういった水分量の多いお花は基本的にドライに向いていないんです。
綺麗にドライにするにはかなりコツがいりますし難しいのでおススメできません。
アフターブーケではプロが生花を特殊な技術で加工することで、半永久的に枯れない状態にすることができます。
さらに1つのブーケから2~3などのアレンジメントを作り、両親にプレゼントしたりすることもできます。
枯れずに残り続けるため友人に渡すよりは両親やおばあちゃんにプレゼントするなどがいいかと思います。
アフターブーケとは?どんな形で残すことができるの?
結婚式後のブーケを特殊な加工をすることで水分を抜き取り、ドライフラワーような状態にしたものです。
ブーケの形そのままを残して立体的に仕上げるタイプのものと、押し花にするタイプがあります。
また、ブーケのお花を使ってお花を敷き詰めたようなボックスや、小さくアレンジし直した物など様々な形に変えて残すこともできます。
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人によってはウエディングドレスのブーケとお色直し後のブーケ、2種類のブーケを持つ方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、業者にもよるんですが2つのブーケを1つの額縁に入れて押し花にすることもできます!
これは僕が個人的にお客様におすすめしていた物になるんですが、
1つのブーケを最大3つのミニアレンジメントに分けるタイプのアフターブーケがあります。
アフターブーケはどうやって依頼すればいいの?
装花の打ち合わせの際に式場のスタッフに確認してみましょう。
僕の働いていた式場では前もって注文しておいて披露宴後に会場に預けてそのまま加工してもらう方法と、
披露宴当日に依頼をする方法がありました。
当日に依頼する場合、実物のブーケを見てから残すかどうか決められるというメリットがあります。
また、僕の働いている式場では結婚式の翌日にブーケを式場に持ち込んでアフターブーケにしてもらうといったことも行っていました。
2次会までブーケを利用し翌日アフターブーケにしてもらうため持ってくるといった形です。
ただ、結婚式場は場所によっては月・火休みのところなども多く、日曜日の挙式の場合は注意が必要です。
アフターブーケは多少の花の痛み・枯れなどは部分的にあたらしいお花で修復・対応してくれることもありますがあまりにもブーケのダメージが強いと対応できない場合もあるためです。
アフターブーケのメリットやデメリットは?
アフターブーケのメリット・デメリットについても見ていきましょう。
- 結婚式で実際に使ったブーケのお花を半永久的に残しておくことができる
- おしゃれなのでインテリアとしても飾れる
- 1つのブーケから複数のアレンジを作りプレゼントもできる
何といっても最大のメリットは生花のブーケを半永久的に残すことができる点です。さらに
- 費用が掛かる
- 完成まで時間がかかる
- サイズによってはかさばる
アフターブーケって1つ1つ職人の手で仕上げていくのでその分お値段が高めになります。
物によってはブーケの値段より高くなってしまうこともあります。
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やっぱりサイズの大きいブーケを残そうと思うとそれなりのケースを用意する必要もあるんで予算は高くなります…。
また、依頼する業者にもよるんですが出来上がりまでお時間がかかります。
3ヶ月とか、混雑している時期は半年以上かかることもあります。
依頼したアフターブーケ、いつ届くんですかー?なんてお問い合わせもあるんですが手作業でクオリティの高いものが出来上がるので時間かかるんだなーと頭に入れておくといいですね。
また、ブーケをそのままの形で立体的に残すタイプはサイズが大きく、届いて見たら飾る場所に困った!なんて声も聴きます。
長く飾ることを考えるとある程度コンパクトなタイプか押し花にして額縁に入れたタイプなんかがおススメです。
まとめ:ウエディングブーケは結婚式後式が終わったらどうするのか?アフターブーケについて
アフターブーケはブーケを特殊な加工をすることで半永久的に残すことができます。
押し花にして額縁に入れたり、そのまま立体的に残したりと様々な形で残せます。
職人が手作業で仕上げていくため、時間とお金はその分かかりますが
一生に一度の結婚式で使った思い出のブーケ、アフターブーケにして残しておくことを是非ともおすすめします!
挙式の日にちや2人の名前も入れられてこの世に1つしかないオリジナルのものが出来上がりますよ。
一生の思い出を残しておけるアフターブーケ。
事前に注文する方ももちろんいましたが…、圧倒的に当日注文する方が多かったです。
ちなみにこのアフターブーケですが、ブーケ以外でも加工して残すことができるんです!
会場のお花とか、さらには贈呈用の花束なんかも残すことができます。
遠方から来ているご両親は大きな花束を持ち帰るのって意外と大変ですよね。
加工の依頼をしちゃえば持ち帰る必要はなく、加工されたお花が後日自宅に届きます。
ご両親が遠方からくるから…と言って小さなアレンジメントや花以外のものを贈呈する方もいらっしゃるですが、
絶対に大きな花束をお母さんに渡すのをおすすめします!一番感動的なシーンですからね。
大きな花束でも加工の依頼をしちゃえば持ち帰りの心配もいりませんからね。
少し話しがブーケから脱線しちゃいましたが以上で結果式後のブーケを残す、アフターブーケについての記事を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。